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富山県 笹谷 和生
向山式漢字習得システムでクラス平均90点以上達成
6月に行った漢字10問テストで、初めてクラス平均90点を突破した。
31名中100点が23名で、平均94.8点だった。
その秘密は、「向山式漢字習得システム」である。本HPはその追試報告である。
4月から初任者として4年生を担任している。4月当初、3年生の漢字の復習テストをした。結果は、クラス平均65点であった。満点はおらず、5点〜10点の子が5名いた。
そこで、授業の5〜10分間を漢字の時間として、向山式漢字習得システムを追試した。
A 新しい漢字を覚えるまでの方法
B 子どもが自分から挑戦してくるテスト
Aについて
1段階 指書き
2段階 なぞり書き
3段階 写し書き
Bについて
A できなかった問題だけをさせる。
B できたことをはっきり確認してやる
引用:教え方のプロ・向山洋一全集35
『向山型漢字・言語指導』(明治図書)
@ 指書き
指書きでは、筆順を見ながら指で机に書く。この時、筆順を声に出して数えながら書く。筆順を見ないで書けるようになるまで練習する。
A なぞり書き
指書きができるようになったら、薄く書いてある漢字を鉛筆で丁寧になぞる。1mmもはみ出さないようになぞる。はみ出している場合はやり直しをさせる。
B 写し書き
なぞり書きをしたら、その下の白いマスにお手本のように写して書く。
この他に、1番下の段を何も見ないで書く「一人書き」や、念を入れるために指で空中に書く「空書き」をして確認した。
4月当初、指書きを1回、2回しただけですぐに「もう覚えたよ。」と言って止めてしまう子どもがいた。
そこで、「指書き10回」と目安を示したり、「目をつぶっても書けるようになるんですよ。」や、「まぶたの裏に漢字が浮かび上がってくるくらいかくのですよ。」と指示したりした。
そうすることで、何度も練習する子が増えた。
漢字は、5日間のサイクルで学習を進めている。
1日目、2日目は新出漢字の練習。
3日目はテスト練習。
4日目はプレテスト。
5日目にテストをして、間違った漢字だけ再テストをする。
学力保障するためには、「授業」の技術、技能が必要である。
すぐれた方法を学び、身につける修練が必要だ。
引用:『基礎学力を保障する向山式学習システム』(明治図書)
4月、5月はクラス平均85点台であった。
しかし、6月になり、それまで5点、10点だった子が80点、90点を取れるようになってきた。
そしてついに、クラス平均が90点を突破した。
初任者でも、向山式の学習システムを追試することで、基礎学力の保障ができるのではないかと感じた。
これからも、学び続けていきたい。